三浦半島初上陸
高速を降りるとそこはキャベツ畑でしたーー
せっかくの連休なので出かけたいかれしに対し、毎日がお休みのわたしは出不精かつ予定を立てるのが苦手なので、お出かけの話が遅々として進まずにいました。しかし、そう遠くない距離に日帰りで出かけるならノープランでも大丈夫! 横浜から車で1時間少しで行ける三浦半島に行くことにしました。目指すは三崎、最南端の城ヶ島です。かれしは「天の川が撮りたい」と息巻いていました
電車だと京急三崎口からバス移動になりますが、バイクの後部座席に乗せてもらって行きました。あとでバス乗り場を見たところ、GWだからか大変な混雑のようでした。
なんて道路か知らないけど高速道路に乗って横浜から南下していきます。道路の両脇はすぐ緑に覆われて、ときどき藤の花が見えます。ヤマフジかな? 普段見る、藤棚に絡まる行儀の良い藤と違い、容赦なく木に絡みつきいちばん日の当たる場所を陣取る奔放さ……
上着の前を閉め忘れ、ものすごい音を立てて裾がバタついていました。暖かさと冷たさが混じった生温い風を浴びているとあっという間に三浦市に突入します。近い! そして冒頭のキャベツ畑が広がっているのです。すでに収穫済みの畝もあり、青臭かったです。わたしの地元は田んぼが多く、畑はもうあまり使われていない(農業従事者の高齢化のせいかな? 土地開発が進み田畑が消えつつあります)ので、畑がちゃんと運用されているのを見ると珍しく感じます。当たり前なんですけどね。おかげさまで毎日の食卓があります。
まず小網代の森に向かいます。関東唯一の自然環境とか。とにかく県のホームページが見づらいのです。人の手がほとんど入ってない、自然のままの森を残しているということなのでしょう。ちなみに以前死体遺棄事件があったらしいです! ここへは無料のシャトルバスが運行しているのですが、GWは運休でした。バイクでよかった。
ここは一部の写真です。少し開けた場所です。干潟の近くかな。潮の具合によってはアカテガニが見られるそうです。わたしが行った時は満ち潮だったのか、見られませんでしたが、折れた木のうろにそれらしきものが居ました。
設けられた散策路上しか歩くことができないため、東西を往復することになります。虫が本当に多く、なぜか眼前を飛び回ります。1匹眼球に入ったので、メガネの着用をお勧めします。
道中、リスがいました。他のお客様が、あれってリスかしらね? と話しかけてこられたのです。遠目からはよく見えず、かれしのカメラでズームしてみると、毛色や図体のデカさからしてタイワンリスかもしれない、と思いました。バリバリと音を立てて木をむしっていました。
あと散策路にめちゃくちゃトンボが止まってて、踏みそうになって怖かったです。歩道におらんとってくれ。木とかに止まってくれ。
小網代の森を見終わるとまた南下して城ヶ島へ向かいます。城ヶ島大橋を渡る直前に市の産直品販売所へ寄って名物?「とろまん」を買って食べました。とろまん。とろまん……。味は普通でした。豚まんと同じ味付けやんけ。
さてとうとう城ヶ島大橋を渡ります。有料道路です。
※夕方の写真
橋を渡ると城ヶ島。意外と広いです。馬の背洞門というスポットに行きたかったのですが、なんか雑に西端の城ヶ島灯台方面に向かってしまった。
海岸線はずーーっと岩場です。釣り人も多く見られました。
岩場を歩いたり、そこから馬の背洞門を目指すも遠目に馬の背混雑を発見して引き返したりしました。
中央より少し左、丸く穴が空いたような岩場が馬の背洞門です。遠くに薄ボンヤリ見えるのは房総半島。写真はありませんが大島も見えました。
そうこうしているうちに陽が沈んで行きます。ちょうど富士山に沈んでいく様子が見えました。雲がかかっていて判別しづらいですね。すごく綺麗でした。
こんな雲じゃ天の川はみえないでしょう。また城ヶ島大橋を渡って帰路につきます。三崎はマグロが有名なので、一応食べてから帰りました。
都心部からほど近く、気軽に自然が楽しめてかなり良かったです。カヤック体験とかも楽しそう。また行きたい。
ちなみに、明けて今日、大変疲れ果てています。