第27回文学フリマ東京に行ってきた

2018年11月25日夕刻、わたしはエスカレーターに引きずり込まれ、無残にもすり潰されんとしていたーー。

 

初めて文学フリマに行ってきました。帰りのモノレールで夜景が一望できる席に座ったものの、車窓に映るのは疲れた女の顔でした。

 

今回、僕のマリ(@bokunotenshi_ )の売り子として参加しました。呼んでくれてありがとう!!開場前に結構な列ができていてびっくりしました。文学フリマ、侮りがたし。

 

入ってすぐマリちゃんのブースに行くと設営は完了しておりました。お花だらけのブース。コピー本の製本を手伝いつつ、ぼけーっとしておりました。新しく買ったホチキス(サクリフラット32!)、最高!

 

何度か離席して他のブースを回ってみるとなかなかの盛況、特に1階はサークル?参加が多いのかなという感じで活気がありました。フリーペーパーがあったり、でっかいポスターを掲げていたり…いろんなアプローチがあるのねふむふむと思いつつ、何冊か本を購入しました。

あまり文学は読まないので、文学イコール小説!と思い込んでしまっていましたが、想像以上に豊かなジャンル展開があって面白かったです。

 

マリちゃんの本は、もともとマリちゃんを知っている方だけでなく、人づてにお勧めされたという方、そして特に情報なしにブースに寄られたと見受けられる方も多く手に取っていらっしゃいました。

安藤晶子さんの手がけた表紙/裏表紙がとても綺麗で、それに惹かれた方もいたんじゃないかなと思います。

 

楽しい経験でした。特段努力してないのにこの達成感…。タダ乗り感が否めません。でも楽しかった!

場内の放送によると過去最大のブース数、それに来場者数ということで、文学という活動が活発になりつつあるのかなと思いました。新規の出展者が増えていて、古くからの参加者もいらっしゃるようでした。サークルの創始年がほとんどわたしの生まれ年と変わらないような出展者さんを見かけました。

 

これからも、マリちゃんの本がたくさんの人の手に渡りますように。彼女の文章がより多くの人に読まれますように。一読者としてそう願ってやみません。

 

そして撤収作業が終わり、さあ帰ろうと下りエスカレーターに乗りました。

降り口が近づき足を上げた途端に靴紐がエスカレーターの段差に巻き込まれました。解けていることに気づかなかったのです。

2度引っ張ってもびくともせず、一緒にいたマリちゃんが「コイツ死ぬわ」と非常ボタンを押そうとした瞬間、逆方向に足を伸ばしたら容易く紐が抜けました。

驚かせてごめん。

みなさんも、靴紐には気をつけてください。

 

参加した皆様、お疲れ様でした。

文学フリマの今後の発展と、皆様のご健勝をお祈りします。

簡単ですが、文フリ27回東京の参加レポートでした。