そんなこと言われても

もう四半世紀も生きたのにピンとこないことが多すぎる 改元? 平成最後の日?

 日を跨いだらわたしの日常が何か変わるのだろうか?

 

何も変わらないことを知っている ただ人間の営みは続く どこかの知らない人たちは儲けたり損したりするのだろうけど 一個人には関係のない話である

 

平成生まれ平成育ち 冷戦は教科書上での出来事 物心がついた頃にアメリカのでっかいビルに飛行機が突っ込んで ゆうちょ銀行に口座を開設し 「生徒」の身分にはリーマンショックもなんのそので 成人する直前に大地震に見舞われて 成人の日は呪われたような大雪 社会に出るとゆとり世代と白い目で見られ 新卒採用で散々翻弄してきた経団連が終身雇用はもう守れないなどといまさら嘯く

 

平成34年に期限期限を迎えるの運転免許証 右下ではバカの顔した女が何も考えてない間抜けた笑顔を晒してる 明日もこんな顔をしてるんだろう わたしの時計はいつからか時を刻むのをやめてしまってネジを巻く気も起こらない